リンパマッサージによる むくみ解消
リンパ液の流れが滞ることでおこるタイプのむくみに効果を発揮します。
リンパ液の循環は、血液循環における心臓のポンプにあたる働きをするものがなく、筋肉の収縮する動きや呼吸による横隔膜の動き、腸の蠕動運動(食べたものを送り出すイモムシのような動き)など外部の動きの助けによってしか移動できないため、体内をゆっくりしか循環しません。
リンパ液の循環を良くするには、体を動かすことで関節を動かしたり筋肉の収縮させてリンパ管に圧をかけることが効果的ですが、交通手段の発達など便利な世の中になり、運動不足がちとなってしまう現代社会では意識的にリンパ液を流れるようにしてあげなければならない時代になってしまいました。
リンパマッサージはこのような時代背景にマッチし、特に女性の美容や健康の目的のほか、ダイエットブームにより足やせ、顔やせなどの手段として受け入れられるようになりました。
リンパマッサージとよく似たものにリンパドレナージュという呼ばれるものがあります。
リンパドレナージュは、フランスのエミール・ヴォッダーが1932年に行なったのが始まりで、フランス語でリンパ排出法という意味です。
リンパマッサージとリンパドレナージュの違いは、リンパマッサージがオイルを体に塗ながら比較的強めに圧をかけてリンパに沿ってマッサージする一方、リンパドレナージュはオイルを使わず弱くリンパに沿ってさするよう行うというように手技や圧迫の仕方など細かい違いがありますが、日本では区別があいまいであって、どちらもリンパの流れに沿って滞った水分や老廃物の流れをスムーズにするのを目的であることの変わりはありません。
リンパマッサージの方法
リンパマッサージは全身のリンパ節に向かってリンパ液を流し込むようにさすり、最終的にリンパ液が静脈に合流する最終の出口である鎖骨のところに流してあげます。
リンパ節はひざの裏や肘など関節部分やわきやふとももなど手足の付け根に集中して分布しています。

リンパマッサージのポイントは、まずリンパ管が静脈と合流する鎖骨と首の間のへこんだ部分をマッサージして、リンパ液の流れ出ていく場所を確保してあげることです。
この理由は、いくらほかの部分の流れをよくしても最終的な出口の流れが悪いと、そこで流れがせき止められてしまうからです。
リンパ管は皮膚の浅いところにありますので、ギュッと抑えつけるのではなく、やさしく皮膚をなでるようにさすりましょう。
顔のリンパマッサージ方法
顔のむくみにはリンパマッサージが効果的です。
顔のリンパマッサージで小顔になりましょう。

ポイントは耳の前のリンパ節に向かってリンパマッサージをすることです。
さわってみればリンパ節のグリグリがわかると思います。
目の部分は上下とも骨に沿うように半円を描くようにさすって耳の前のリンパ節に流し込みます。
口から下はあごのラインに向かってさすってから、あごの骨に沿って耳の前のリンパ節に向かって流し込みます。
あごのラインがくっきりすると小顔になったように見えるようになりますね。
最後に耳の下のリンパ節から首筋を通って鎖骨のリンパ節に向かって流してあげます。
顔は特に皮膚が薄く、強くこすりつけると皮膚に色素が沈着してしまう可能性がありますので特に優しくさするようにして下さい。

